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宙炭導入のお客様の声_耕太郎農...

2026/6/1

投稿者:スタッフ朝倉

宙炭導入のお客様の声_耕太郎農園様

こんにちは。TOWING スタッフの朝倉です。
いつもTOWINGのブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、新潟県上越市で農業を営む「耕太郎農園」様へ取材に伺いました。

耕太郎農園様は2024年から「宙炭(そらたん)」を導入してくださっています。

新潟の伝統野菜である「丸えんぴつナス」や「冬菜」の栽培において宙炭がもたらした効果に加え、耕太郎農園様が目指す「循環型農業」への新たなアプローチについて、2026年4月に行われた最新の土づくりの様子を交えてご紹介します!

現在、土づくりにお悩みの方や、有機質資材・宙炭の組み合わせに関心がある生産者の皆様にとって、非常に参考になるお話をお伺いできました。ぜひ最後までご覧ください。

伝統野菜「丸えんぴつナス」の挑戦と土壌の課題

耕太郎農園様が栽培している「丸えんぴつナス」は、新潟を代表する伝統野菜の一つです。皮も実も非常に柔らかく、アクが少なくて強い甘みがあるのが特徴。浅漬けや焼きナスにして食べると、まさに絶品です。

しかし、このナスを栽培するための畑には大きな課題がありました。そこは「もとは田んぼだった土地」であり、土がゴロゴロと固く、野菜を育てるには厳しい環境だったのです。

そこで2024年、ナスが元気に育つ畑にするための土づくりとして「宙炭」を初めて施用していただきました。

初年度から現れた驚きの変化

ゴロゴロしていた固い土壌に宙炭を撒いた結果、耕太郎農園様からは「土がふかふかと柔らかい状態になった」と驚きの声が上がりました。そして、その効果は初年度からナスの生育にしっかりと表れました。

  • 猛暑に負けない生育: 宙炭を使う前は、夏の厳しい暑さでナスの葉がしおれてしまいがちでした。しかし導入初年度から、葉は濃い緑色で力強く、瑞々しく元気に育つようになりました。

  • 高品質な実が多数: 「実がたくさんなり始め、宙炭のおかげで大きくて艶やか、形も見事でした」と嬉しいお言葉をいただきました。

  • 少ない苗で収量を維持: 施用前の年に比べ、定植する苗の量を減らしたにもかかわらず、なんと全体の収量は変わりませんでした。つまり、1株あたりの収量が大幅にアップしたことになります。

【最新取材】2026年4月、循環型農業を目指すこだわりの土づくり

耕太郎農園様が目指しているのは、地域の資源を活かした「循環型農業」です。牛の堆肥を有効活用して化学肥料を減らす取り組みを大切にされており、「土の中の微生物が増えて、病害虫にも強くなる土壌環境を作っていきたい」と熱く語ってくださいました。

そんな耕太郎農園様は、2026年4月、今年も丸えんぴつナスの畑でこだわりの土づくりを実施されました。その徹底したプロセスをご紹介します。

  1. 1年寝かせた「完熟牛糞堆肥」を贅沢に投入
    今回の土づくりでは、5aあたり8tという、一見すると「ちょっと多め?」と感じるほどの量の牛糞堆肥を投入しました。耕太郎農園さん曰く、土をふかふかにして微生物を活性化させるためには、このくらいがちょうどいいのだそうです。

    特にこだわっているのが、「1年寝かせてしっかりと発酵させた完熟堆肥」である点です。 未熟な堆肥をそのまま撒いてしまうと、土の中でさらに発酵が進み、熱やガスによって作物の根を傷めたり、窒素飢餓を起こしたりするリスクがあります。しかし、完全に発酵が終わった「完熟堆肥」であれば、すでに微生物が働いて安定しているため、すぐに土に馴染んで効果を発揮してくれます。

    牛堆肥は有機物が豊富で、土の団粒構造(ふかふかの状態)を良くしてくれます。その結果、保水性・通気性がアップし、根張りの良いナスが育ちやすくなるのです。

  2. 「堆肥」×「宙炭」でふかふかのベッド作り

    この完熟牛糞堆肥を撒いた後、宙炭と一緒に軽くすき込んで土と混ぜ合わせ、ナスたちのための「ふかふかのベッド」を作ります。

    宙炭を800L/10a、自家製のもみ殻くん炭を混ぜて散布いただきました。

  3. 苗の定植に向けて(雪国新潟の工夫)
    ナスは一般的に、地温が18℃以上になってから定植するのが目安とされています。雪解け直後の4月の新潟は、まだ地温がそこまで上がりません。そのため4月中旬あたりまでは、宙炭と堆肥を馴染ませながらじっくりと土の温度を上げ、同時に苗の準備を着実に進めていらっしゃいます。

    耕太郎農園様は、「今年は減農薬・減化学肥料で、ナス本来の旨みを引き出せたらいいなと思っています」と、今年の収穫へ向けて手応えと期待をにじませていました。

【最新レポート】4月20日、ついに「丸えんぴつナス」の苗を定植!

4月上旬のこだわりの土づくりからしばらく経った 4月20日、ついに丸えんぴつナスの苗の定植が行われました。

ナスが元気に育つためには、地温が18℃以上になることが重要です。土づくりでたっぷりの完熟牛糞堆肥と宙炭(そらたん)をすき込んだ後、雪国・新潟の春の陽射しを浴びながら、畑はじっくりと温められていました。そして条件が整ったこの日、微生物が活発に働き始めた「ふかふかのベッド」へと、無事に苗たちが植えられました。

減農薬・減化学肥料に挑戦し、ナス本来の旨みを引き出す今年の栽培。定植時の根張りを助ける宙炭と、豊富な栄養を持つ完熟堆肥の相乗効果で、ここからどのように力強く育っていくのか。夏の収穫に向けて、今年の丸えんぴつナスの成長から目が離せません!引き続き、こちらのブログでも経過をレポートしていきます。

雪国の厳しい冬を越える「冬菜」でも実証された実力

耕太郎農園様が宙炭の効果を確信したのは、ナスだけではありません。2025年の秋、冬の「冬菜」栽培に向けて行った土づくりでも、劇的な成果が出ています。

新潟の冬は深く雪が降り積もり、畑は一面真っ白になります。しかし、冬菜はその雪の下でじっと耐え、寒さに当たることで自身の凍結を防ごうと糖度を上げます。これにより、葉は柔らかく、ほろ苦さと甘みのバランスが絶妙な味わいになります。

この冬菜に宙炭を使用したところ、土がふかふかになり微生物が活発に動いたおかげで、野菜の味にさらなる深みと甘みが増したそうです。

「雪解け後すぐの出荷」という圧倒的なアドバンテージ

さらに、新潟上越では3月下旬〜4月上旬の雪解け直後、出荷できる作物が周囲にほとんどないという地域課題があります。しかし、宙炭で土づくりをした耕太郎農園様の冬菜は、雪解け後すぐに収穫・出荷ができるほど立派に育っていました。

結果として、この時期に周辺で冬菜を出荷できたのは耕太郎農園様のみとのことでした。宙炭による初期生育の促進と根張りの強さが、雪国農業の可能性を大きく広げることを証明してくれました。

耕太郎農園様からのメッセージ

正直に言うと、最初は『本当に変わるかな?』と思っていました。でも今年の冬菜を食べてみて、明らかに味の幅が広がったのを実感しています。

土が健康になると、野菜も元気になるんですね。雪国の厳しい環境でも、こうした工夫で美味しい野菜を育てられるのが嬉しくて。これからも少しずつ、土づくりにこだわっていきたいと思います。今年もたくさんの人に、甘くて優しい野菜の味を届けられたら嬉しいです。

おわりに:土づくりや循環型農業にお悩みの生産者の皆様へ

耕太郎農園様の「完熟堆肥×宙炭」によるアプローチは、私たちが目指す持続可能で高品質な農業の素晴らしいモデルケースです。

次回は、定植した「丸えんぴつナス収穫」を密着させていただきます。
宙炭を導入して今年が3年目の丸えんぴつナスは、どんな驚きを見せてくれるのでしょうか。

ぜひ、お楽しみに!

「化学肥料や農薬を減らしたいけれど、生育や収量が落ちるのが心配」「地域にある有機質資材(堆肥など)をもっと有効活用したい」「元田んぼの土が固くて困っている」といったお悩みをお持ちの生産者様は、ぜひ一度TOWINGにご相談ください。

宙炭は、堆肥などの有機物や土壌微生物と手を取り合い、作物が本来持つ力を最大限に引き出すお手伝いをします。 私たちと一緒に、土から健康な、美味しい野菜づくりを始めてみませんか?

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