よくあるご質問
A.
もみ殻由来のバイオ炭(もみ殻くん炭)に土壌微生物を培養・定着したものが宙炭です。
宙炭用バルクは、TOWINGが厳選した農業用のバイオ炭で、土壌微生物の培養などは行っていません。
A.
土壌中の有用微生物を担持することで、微生物環境の多様性やバランスを整える働きがあります。これにより、連作によって生じやすい土壌環境の偏りを緩和し、健全な根の生育を支えることが期待されます。
A.
お近くの農業資材販売店やJAへお問合せください。
A.
必須ではありませんが、消毒後の施用の方が、効果が発揮されやすいことがわかっています。土壌消毒剤(化学物質)、熱を利用する方法(太陽熱消毒)など、いずれの方法でも、土壌消毒後に宙炭をご施用ください。
A.
宙炭用バルクと堆肥などの有機質肥料を併用することを推奨しています。
A.
バイオ炭に有用な土壌微生物を培養・定着させ、複数の機能を持たせた「高機能バイオ炭」です。
A.
一般的なバイオ炭は土壌の物理・化学性を改善しますが、宙炭はそれに加えて多様な微生物群を含んでいるため、土壌の「生物性」も同時に改善できます。
A.
有機質肥料の分解を促すアンモニア化成菌や硝酸を生成する硝化菌など、1000種類以上の微生物群がバランスよく複合培養されています。
A.
宙炭に含まれる有用な微生物には、主に有機質肥料の分解と作物の養分供給、連作障害の軽減、環境ストレスへの耐性向上、そして土づくり期間の短縮という4つの重要な役割があります。
宙炭には、日本酒の醸造技術から着想を得た技術により、アンモニア化成菌や硝化菌など1000種類以上の有用な土壌微生物群がバランスよく複合培養・定着されています。
A.
法律上の分類は「特殊肥料」ですが、土壌の物理性・化学性・生物性を一気に改善するマルチサプリのような土壌改良用途として使用されます。
A.
通常、堆肥などを長年入れて数年〜数十年かけてつくる肥沃な土壌(テラ・プレタのような状態)を、最短1ヶ月で構築できます。
A.
農水省のガイドライン等に準拠し、重金属や有害物質の基準をクリアしたバイオ炭を使用しています。
A.
現在は、10kg(40L)の袋入りのみの取り扱いとなります。
A.
600件以上の試験のうち、統計データが十分な169件の試験において、平均して20%以上の収量増を実現しています。
A.
コマツナやネギなどの葉菜類(非結球)、トマトやナスなどの果菜類、サトイモなどの根菜類で特に高い効果が確認されています。
A.
非常に向いています。有機質肥料からの無機化・硝化を促進するため、有機転換初期に起きやすい収量低下を防ぎます。
A.
バイオ炭による保水性の向上に加え、植物のストレス耐性を高める微生物の働きにより、熱波や干ばつ時でも生育を維持する可能性があります。
A.
バイオ炭単体はアルカリ性ですが、宙炭は微生物の働きなどでpHが中性に調整されているため、多量に施用しても土壌pHの過剰な上昇を抑えられます。
A.
宙炭は急激なEC上昇を抑える緩衝能があり、肥料による根への塩類ストレスを緩和する効果が期待できます。
A.
宙炭は土壌の物理性・化学性・生物性を整え、作物の根が健全に育ちやすい土壌環境づくりを支援します。こうした環境では作物が根のストレスを受けにくくなる傾向があり、ミニトマト栽培などで生育が安定した事例も報告されています。ただし、特定の生物を防除・駆除する効果を示すものではありません。
A.
宙炭は土壌の物理性・化学性・生物性に幅広く働きかけ、微生物相の多様性や安定性を高めることで、作物が健全に育ちやすい土壌環境づくりを支援します。メロンやホウレンソウなどの栽培で生育が安定した事例も報告されていますが、特定の病原体に対する防除・抑制効果を示すものではありません。
A.
バイオ炭が接着剤の役割を果たし、水中で崩れにくい安定した団粒構造が形成され、ふかふかな土になります。
A.
宙炭の保肥力(CEC)と微生物の力で、肥料成分の流亡を防ぎつつ、初期から後半まで安定して窒素などの養分を作物に供給できます。
A.
播種(種まき)や定植の2〜4週間前に散布してください。
A.
はい、土壌のタイプ(土性)ごとに適した宙炭の施用量は異なります。
統計的なデータ解析に基づき、土壌のタイプ別に以下のような最適な施用量が確認されています。
埴土(しょくど)〜シルト質埴土1〜3vol%(10aあたり1,500〜4,500L)の施用で安定した効果が得られます。幅広い投入量で効果が出ますが、5vol%(7,500L/10a)まで増やすと収量増加効果がやや小さくなる傾向があります。
埴壌土(しょくじょうど)〜シルト質埴壌土 1〜1.6vol%(10aあたり1,500〜2,500L)という少量の施用でも安定した効果を発揮し、最もコストパフォーマンスが良い土壌です。
シルト質壌土〜壌土 2vol%以下の施用では効果が小さくなる傾向があるため、3vol%(10aあたり4,500L)以上の施用が推奨されています。
砂壌土〜砂土1.6vol%(10aあたり2,500L)程度の施用から効果がみられますが、現状はデータ数が少なく追加検証が必要な段階とされています。
また、土壌のタイプだけでなく「作物の種類」によっても推奨施用量は変わります。
例えば、コマツナなどの葉菜類や根菜類は1.6vol%(10aあたり約2,500L)で安定した増収効果が期待できる「黄金比」となりますが、トマトやナスなどの果菜類では長期栽培と樹勢維持のために5vol%(10aあたり7,500L)と多めの施用が効果的とされています。
A.
10aあたり、 [堆肥・有機質肥料の窒素量]×[肥効率]が5kgN程度になるように有機態窒素を堆肥や有機肥料を同時にしてください。
※添付PDF:農林水産省「3 有機質資材施用による化学肥料の削減」
A.
牛糞堆肥は窒素の肥効率が低いため(約10%)、単独でまかなうには10aあたり約2トン必要です。鶏糞や油かす、魚粉などを組み合わせて補うのが効率的です。
A.
使用できます。不足する肥料成分は化成肥料で補って問題ありませんが、有機質肥料との併用をベースにしてください。
A.
「硝化抑制剤入り肥料」と「石灰窒素」は、宙炭の有用微生物の働きを阻害したり殺菌してしまうため、同時の施用は避けてください。
A.
窒素やリン酸、カリウムなどの過剰障害や塩基バランスの崩れを引き起こす可能性があるため、土壌診断に基づく適切な施肥設計が必要です。
A.
機物(堆肥や有機質肥料)と宙炭を併用することは、宙炭の導入効果を最大限に引き出すための必須条件とされています。
宙炭には「バイオ炭」としての物理・化学性改善効果と、「有用微生物」による生物性改善効果がありますが、微生物が活発に働くためにはエサとなる有機物が必要です。
これらを併用することで、以下のような大きなメリットが得られます。
1. 有機質肥料の「効き」が劇的に良くなる(初期〜後期まで)
2. 収量の大幅な増加と安定(平均20%以上の増収)
3. 有機転換時の「移行期の痛み(収量低下)」を回避
4. アマゾンの古代土壌「テラ・プレタ」のような病気に強いとされる土壌環境を早期構築
【併用時の推奨目安】 これらのメリットを確実に得るため、宙炭を散布する際は、微生物のエサとして10aあたり「有機態窒素が5kg以上」含まれるように、堆肥や有機質肥料を同時にすき込むことが推奨されています。
A.
宙炭の効果そのものが堆肥の種類によって直接変わるわけではありませんが、堆肥の種類によって窒素の含有量や「肥効率(作物が利用できる養分になる割合)」が異なるため、宙炭の効果を最大限に引き出すために必要な「施用量」や「組み合わせ方」が変わってきます。
宙炭に含まれる微生物が活発に働き、無機化や硝化を促進するためには、エサとなる「有機態窒素」を10aあたり5kg以上供給することが推奨されています。
堆肥・有機質肥料の種類による違いは以下の通りです。
鶏糞堆肥・油かす・魚粉など(肥効率が高い) 窒素含有量が多く、肥効率も60〜80%と高いため、比較的少量(10aあたり80〜300kg程度)で宙炭に必要な有機態窒素を確保できます。
牛糞堆肥・豚糞堆肥など(肥効率が低い) 窒素含有量が少なく、肥効率も約30%と低いため、単独で必要な有機態窒素を確保するには10aあたり1,500〜2,000kgの大量投入が必要になります。初年度に牛糞堆肥のみを使用する場合は有機態窒素が不足しやすいため、他の有機質肥料(鶏糞や油かすなど)で補うことが推奨されています。
注意点 堆肥や有機質肥料には、窒素だけでなくリン酸やカリウム、石灰なども含まれており、その割合(NPK比)は種類によって大きく異なります。
特定の堆肥だけを過剰に投入すると、塩基バランスが崩れたり養分の吸収不良(過剰障害)を引き起こす可能性があるため、事前の土壌分析に基づき、堆肥の種類や施用量を適切に組み合わせることが重要です。
A.
宙炭に含まれる難分解性の炭素(バイオ炭)が土壌に長期間固定されることで、大気中のCO2削減に貢献したとみなされ、クレジット化される制度です。
A.
TOWINGが代理で申請や書類作成を行う「J-クレジット申請プログラム」があるため、生産者様の費用負担や煩雑な手続きはありません。
A.
宙炭を散布した後、お手元の納品書をご用意いただき、チラシのQRコード等からオンラインで散布実績(10分程度の入力)をご報告いただくだけです。
A.
はい。TOWINGではDNAレベルで土壌微生物群を解析し、土壌の生物性や微生物バランスの状態を評価・診断するサービスを行っています。
A.
直射日光や雨を避け、火気厳禁で保管してください。また、開封後は速やかに全量を使い切ってください。
A.
宙炭の「使用期限」が撤廃されました。
ただし、宙炭には土づくりに役立つ「生きた有用微生物」が豊富に含まれております。微生物の活性を高く保ち、最大限の効果を発揮させるため、以下の適切な環境で保管のうえ、なるべく早めにご使用ください。
【適切な保管方法】
直射日光と雨を避ける: 紫外線や水濡れによるダメージを防ぐため、屋根のある冷暗所で保管するか、防水シートを被せてください。
火気厳禁: 原料であるバイオ炭は可燃物です。火の気のない安全な場所で管理してください。
開封後は速やかに使い切る: 開封すると外気に触れて微生物の環境が変化しやすくなるため、開封後は全量を使い切ってください。
A.
はい。化学肥料の削減、土壌の物理・生物性の回復、炭素固定を同時に実現できるため、環境再生型(リジェネラティブ)農業へのスムーズな転換を強力に支援します。
A.
TOWINGが厳選した、微生物が含まれていない純粋なバイオ炭のことです。
A.
バルクを入れることで土壌の物理性(通気、水はけ)と化学性(保肥力など)が効率良く改善され、宙炭の微生物が増殖する「住みか(スペース)」が増えて、宙炭の効果が底上げされるためです。
A.
はい、保水性や水はけの改善、土を柔らかくするといった「土壌の物理性・化学性改善資材」として単体でも十分な効果があります。
A.
現在販売している主な原料は「もみ殻くん炭」ですが、用途に合わせて畜ふん炭などのバリエーションも順次展開予定です。
A.
もみ殻や木材などのバイオマスを、酸素を制限した状態で高温(350℃以上)で加熱し、炭化させた固形物のことです。
A.
はい。宙炭用バルクもバイオ炭であるため、農地にすき込むことでJ-クレジット(CO2の炭素固定)の対象となり、宙炭と一緒に申請できます。
A.
TOWINGのバルクは、500種類以上の炭からEC(塩類濃度)や粒度、顕微鏡構造を分析し、農地に悪影響(過剰なpH上昇や生育障害)を与えないものを厳選しています。
A.
自作の炭は温度管理が難しく、強アルカリ性で生育に悪影響を及ぼすリスクや、品質の証明が難しいためクレジット対象外となることが多いので、推奨していません。
A.
弊社が販売・品質確認した「宙炭用バルク」以外のバイオ炭は、宙炭の微生物との相性や十分な効果を保証できないため推奨していません。
A.
10aあたり、浅根性作物(コマツナなど)は1,700L、深根性作物(トマト、ナスなど)は3,700Lを推奨しています。
A.
果菜類などは土の深いところ(起耕深15cm程度)まで根を張るため、より深い層まで物理性を改善するために多めの投入が必要だからです。
A.
バルクの量を減らすと、土壌物理性の改善度合いや宙炭の微生物の定着スペースが減るため、期待される効果が薄れる可能性があります。
A.
お近くの農業資材販売店やJAへお問合せください。
A.
はい。バイオ炭は可燃物であるため、保管場所や使用時の火の気には十分ご注意ください。
A.
雨に濡れたり、直射日光で袋が劣化するのを防ぐため、屋根のある場所やシートを被せて保管してください。
A.
厳密な使用期限はありませんが、品質保持のため早めにご使用ください。
A.
肥料成分が多く、ECやpHが大きく上がりやすいため、土壌診断を行い、既存の元肥を減らすなどの緻密な施肥設計が必要です。
※鶏糞炭バルクは一部地域でのみ試験販売中
A.
はい。もみ殻や木材など、原料の種類によって炭素の含有量や固定量の計算式が異なるため、申請時に原料情報が重要になります。
A.
宙炭と同じ効果は得られません。また、単に混ぜるだけでは微生物が炭に定着せず死滅しやすいため、「宙炭」のような高い生存率や即効性は得られにくいです。
A.
作物の根が主に張る深さ(起耕深)に合わせて、15〜20cm程度の層に均等に混ざるようにすき込むのが効果的です。
A.
宙炭用バルク単体でも、透水性が改善することで過湿になりにくい土壌環境が整い、根が健全に育ちやすくなる効果が期待できます。
A.
現在の推奨設計は主に畑作(露地・ハウス)向けです。水田での浮遊リスクや効果についてはお問い合わせください。
A.
宙炭用バルクは非常に軽いため、風の弱い日を選んで散布し、散布後は放置せずに速やかにロータリーで土にすき込んでください。
A.
過剰に施用してpHがアルカリ性に大きく傾くと、鉄や亜鉛などの微量要素が不溶化し、欠乏症が出やすくなるリスクがあるため適量を守ってください。
A.
バルク単独でも通気性改善等で土着の微生物が活性化し促進されるケースはありますが、より確実で安定した効果を出すには「宙炭」との併用が必要です。
A.
バイオ炭が一時的に肥料成分を吸着してしまい、作物に回りにくくなること(窒素飢餓に似た現象)があります。必要に応じて初期の施肥設計を調整してください。
A.
宙炭用バルク施用による土の軽量化を考慮し、深めのすき込みや支柱の強化、防風対策などを検討してください。
A.
土が極端に軽くなりすぎる(固相率の低下)ため、背丈の高い作物が強風で倒伏しやすくなったり、表層が乾燥しやすくなるリスクがあります。
A.
バイオ炭は黒色で太陽光を吸収しやすいため、春先などに表層の地温を上げる効果が一部期待されます。
A.
もみ殻由来の豊富なカリウムが供給されるとともに、CECの向上によってカリウムの保持力が強まります。
A.
灰分由来のリン酸が供給されるほか、土壌pHの改善によって土に固定されていたリン酸が溶け出し、作物が吸収しやすくなる場合があります。
A.
はい。微生物に分解されにくい難分解性の炭素の塊なので、土壌有機炭素(SOC)として長期間土に蓄積されます。
A.
ハウス内は雨による塩類の洗い流しがないためECが下がりにくいです。塩類集積に注意し、適正量の散布と水管理を行ってください。
A.
施用直後は炭の灰分によって一時的にECが上がりますが、雨や水やりによって余分な塩類は徐々に洗い流されて低下します。
A.
もみ殻くん炭の宙炭用バルク自体はアルカリ性のため、単体で大量に施用すると土壌pHが上昇する傾向があります。
A.
水や肥料がすぐに流れ出てしまう(溶脱する)砂地において、宙炭用バルク(バイオ炭)が水分と養分をしっかりキャッチし、作物に利用させやすくします。
A.
はい。バイオ炭表面の構造が肥料の陽イオン(カリウムやカルシウムなど)を吸着・保持するサイトとなり、保肥力(CEC)が向上します。
A.
はい。土が柔らかく物理的抵抗が減るため、ダイコンやニンジンの又根・曲がりといった形状不良が減少しやすくなります。
A.
宙炭用バルクの投入量によりますが、かさ密度(土の重さ)が低下し、踏み固められた圃場でも柔らかくなるため、トラクター等の作業性も向上します。
A.
粘土質のような水はけの悪い土壌では、炭の粒子が水の通り道(マクロポア)を作り、透水性と通気性が大きく改善されます。
A.
多孔質でスポンジのような構造のため、土壌の微細孔が増え、最大容水量や有効水分量が増加して「保水性(水持ち)」が劇的に良くなります。
