【プレス】宙炭、静岡県内の生産者への販売を目指し、 静岡県経済農業協同組合連合会と共同で販売・流通実証試験を開始

【プレス】宙炭、静岡県内の生産者への販売を目指し、 静岡県経済農業協同組合連合会と共同で販売・流通実証試験を開始

株式会社TOWING(代表取締役CEO:西田宏平、以下「TOWING」)は、静岡県経済農業協同組合連合会(代表理事理事長:石川和弘、以下JA静岡経済連)と共に、高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」の静岡県内での普及に向け、JAグループを通じた生産者への販売・流通実証実験を行う事をご報告いたします。なお、JAグループの商流を通じて生産者に宙炭を販売する全国初の事例となります。

1、背景

昨今、みどりの食料システム戦略の目標である、農業分野における温室効果ガスの排出抑制や、減化学肥料に伴う有機肥料の利活用について、静岡県内の取り組みとして推進を開始しています。当該取り組みを推進する製品の一つとして、有機肥料を効率的に活用できる土づくりと、農地への炭素貯留を実現できる高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」の静岡県内での普及にむけて、TOWINGでは静岡県信用農業連合協同組合(以下、静岡県信連)との連携のもと、静岡県内の各JAとともに農地への宙炭導入による栽培効果検証を重ねてきました。


これまでの栽培効果検証の結果に基づき、静岡県内の各JAの組合員である生産者からの宙炭の購入要望が拡大してきました。静岡県内全域での宙炭の普及に向け、宙炭の農地導入のため営農指導や各JAへの流通網を有するJA静岡経済連との連携を行うべく、この度、JA静岡経済連の商流を通じた宙炭の販売、並びに流通実証試験を行うこととしました。


2、今後の展開

今後は、本販売・流通実証試験を進めながら、静岡県内での宙炭を活用した栽培体系の確立と生産者への安定した普及をめざし、販路拡大を進めていきます。また、2025年初頭を目標に、宙炭を使用して栽培した環境負荷低減野菜の普及に関し、JA静岡経済連、静岡県信連と共に実証します。

 

3、株式会社TOWINGについて
「持続可能な超循環型農業を地球・宇宙双方で実現する」をミッションに掲げる、2020年2月創業の名古屋大学発インパクトスタートアップです。地域の未利用バイオマスの炭化物に同社が保有する土壌由来の微生物群を効率的に選別・培養する技術を用いて実現した農業資材、高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」を開発・販売しています。農地に施用すると、作物の品質や収穫量向上、温室効果ガス排出量削減や、資源循環の促進などが可能です。農林水産省みどりの食料システム法基盤確立認定事業者であり、2022年度「STI for SDGs」アワード 文部科学大臣賞など受賞多数。
 HP:https://towing.co.jp/

 

ブログに戻る