Key
Technology
TOWING独自の
スマート人工土壌開発技術
高機能ソイル技術
高機能ソイル技術とは、植物の炭等のバイオ炭(多孔体)に微生物を付加し、
有機質肥料を混ぜ合わせて適切な状態で管理してつくられる微生物の培養技術です。
TOWING独自のバイオ炭の前処理技術、微生物培養等に係る技術を、
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構が開発した技術と融合し、実用化しました。
Point01
農業の収益安定につながる
わずか1ヶ月で超良質な土壌造りができる
畑で良い土壌を作るためには通常3〜5年ほどかかりますが、高機能ソイル技術を使用するとわずか約1カ月で良質な土壌となります。この技術のポイントはバイオ炭です。炭の小さな穴(多孔体)に特定の微生物を住まわせることで、有機肥料を分解できる土壌となります。
Point02
SDGsの貢献や
脱炭素につながる
「カーボンクレジット」を
生み出す土
本来であれば廃棄・焼却される植物残渣、家畜の糞、下水汚泥等を材料とするため、焼却によるCO2の排出量が減り、CO2削減に貢献できます。また、材料を炭化させ炭にしていることから炭の性質上、炭素の固定や吸収効果も期待できます。これらの効果から、CO2削減効果として国からクレジット(排出権)が発行され、脱炭素につながり、カーボンクレジットを利用したビジネス展開も可能になります。
- カーボンクレジット(CarbonCredit)とは?
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CO2などの温室効果ガスの削減量・吸収量の効果をクレジットとしてポイントのように発行し、他の企業などとの間で取引できるようにする仕組みです。
宇宙を目指した開発技術
月面まで物資を送るためには1kgあたり数百万円以上もかかってしまうと言われており、できるかぎり現場で資材調達ができるような研究開発を進めています。高機能ソイルの技術を応用することで月や火星の土を加工し、そこに地球から持ち込んだ微生物を培養して加えることで、地球から土を運ぶことなく宇宙空間での野菜づくりも可能になると考えています。