この度、NAGOYA Movementのプログラムに参加する東邦ガス株式会社と名古屋大学発ベンチャー企業の株式会社TOWINGが、「TOWINGが開発した高機能ソイル※を活用した作物栽培に関わるノウハウ蓄積を目的とした実証試験」を開始することとなりました。つきましては、以下のとおり、両社が共同実証に関する契約を締結いたしますので、取材いただきますようお願いいたします。
※国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構が開発した人工的に土壌化を行う技術をTOWINGが実用化し、良質な微生物を培養してできる良質な人工土壌のこと。土壌化とは多孔体に土壌由来微生物を固定化して有機質肥料を植物が吸収しやすい無機養分に分解できるようにすることを意味する。
1.共同実証契約締結式について
⑴日時・場所
令和4年3月23日(水) 午後5時15分~
ナゴヤイノベーターズガレージ(名古屋市中区栄3-18-1)
⑵内容
共同実証について紹介
契約書の交換
⑶出席者
東邦ガス株式会社 執行役員 事業開発部長 山本宣雄氏
株式会社TOWING 代表取締役 西田宏平氏
2.企業概要
⑴事業会社
名 称 東邦ガス株式会社(名古屋市熱田区)
担当部署 事業開発部
事業概要 ガス事業等
⑵スタートアップ企業
名 称 株式会社TOWING(名古屋市南区)
代表取締役 西田 宏平
設 立 令和2年2月
事業概要 1.環境貢献度が高い農業システムの開発、普及、運用支援
2.農業分野における資源循環コンサルティング
3.宇宙農業システムの開発
3.共創の概要
東邦ガス株式会社(以下、「東邦ガス」という)と株式会社TOWING(以下、「TOWING」という)は、NAGOYA Movementのプログラムにより、令和3年1月にマッチングをし、同プログラムの伴走型支援の下で共創形態や方向性について調整を進めたのち、両社共同の取り組みとして、高機能ソイルのポテンシャルを発揮できる作物種としてまずはイチゴ等に着目し、この栽培実証(以下、「実証試験」という)を開始することとなった。
なお、本実証試験の内容は、以下の通りである。
・東邦ガス技術研究所内ラボでの室内栽培トライアル
・TOWINGの農園でのイチゴ栽培実証試験
両社は共同実証における役割分担を明確にし、栽培技術の確立に取り組むとともに、大型ハウス栽培の立ち上げなど次のステップへの検討を短期間で実現することを目指している。
日経新聞記事はこちら:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD227RI0S2A320C2000000/